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2023/02/20 13:01

こんにちは!Manmaです。




一年で一番寒い2月に入りまして、依然寒い日も続いております。ですが、少しづつですが日中など暖かい日が出てきたのではないかという今日この頃です。早く暖かくなってほしいですよね!

さて、前回は『えび』のことについて書きました。「黒変」といってえびが黒くなる現象です。

なぜ黒くなるのか?黒くなるものとならないものがあるがなぜ?など、お客様からもよく質問を受ける内容や、プロの料理人の方でも知らない「えびのお話」もこれから少しずつできればと思っています。(見逃した方は前記事を参照してください https://manma-hori.com/news/2023/01/614/)

そんなえびのお話②は『天然えびと養殖えび』~天然えびと養殖えび何が違う?
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『天然えびと養殖えび』~天然えびと養殖えび何が違う?

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「天然えび」と「養殖えび」の違いは読んで字のごとくです。

・天然えび:自然の環境で育ったえび

・養殖えび:人の手を加えた環境で育ったえび

◆天然えび

天然えびは、1年サイクルで稚魚から成魚になります。成魚とは一般的に料理として口にするもので、小さいものは「むきえび」大きいものは「海老フライ」や「海老天ぷら」として飲食店で提供されるサイズです。  

                        
                                                  
1年以上経過した海老は、体長が20cm以上の特大えびとして、まれに飲食店などで名物メニュー                            
になります。(多くは有頭えび)



※画像は「天然シータイガーエビ 約25cm(ブラックタイガーエビの天然もの)

◆養殖えび

養殖えび(ブラックタイガー・バナメイ種)は、1年の間に複数回(2~3回)池入れされます。稚魚から成魚まで、天然えびと比較して早く大きくなるのは、エサの中に含まれる成長促進剤や食欲増進剤などによるものです。
近年では、一般量販店や飲食店では「ブラックタイガー」から「バナメイ」に需要が変わってきています。
理由は、生育環境や病気への強さ(抗生物質の投与)などから価格差があるためです。

【ブラックタイガーとバナメイの生育環境イメージ】

・ブラックタイガー 


       ※砂底を歩いたり潜ったり


・バナメイ


   
        ※多くは水中を泳ぐ


ブラックタイガー種は砂底を歩いたり潜ったりします。反面バナメイ種は水中を泳ぐため同じ体積の池でもより多くの数が養殖でき、かつウイルスなどの病気にも強いため相場が安いので市場に多く流通します。
天然えびは自然のエサを食べるのでゆっくり大きくなります。

Manmaが「天然えび」にこだわる理由です。

次回はえびのお話③として、では天然えびと言っても全部同じなの?

天然えびってどんな種類があるの?

そんな『天然えびの種類』のお話をしようと思います。

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